雨時々グリーンカレー

はるひのなにか

2025年後半履修コンテンツ所感

今回は映画多めです。そうでもないかも。

 

映画

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

アカデミー受賞作品のクセに変な映画でした。中年おばさんが主人公のマルチバースカンフー映画です。家族の絆を話の軸に据えつつ、コメディ仕立てでおばさんが世界を救う話をやってるのやっぱり変ですよ!物語の枝葉末節はかなり癖があるものの、ストーリーの根幹やキャラクターの配役についてはかなり王道なので、きっちりまとまっていていた名作でした。

侍タイムスリッパー

SNSでも話題になった時代劇×タイムスリップ映画。順当に面白かったです。

スパイダーバース:スパイダーバース

マジック・ザ・ギャザリング』にスパイダーマンコラボが来るので見ました。「スパイダーマン」シリーズについてほぼ何も知らないのでよくできたアニメーション映画だな〜という感情しかなくすみません

パルプフィクション

名作古典映画(流石にもう古典でいいよな?)。色褪せない面白さでした。大きなストーリーがなくとも、個々のシーンや会話の面白さ、画面の演出だけでも映画は面白くできるんだ、と改めて気付かせてくれる名作でした。

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来

 大人気な中国アニメーション映画として作品を知ってはいたもの見たことがなく、続編の映画公開に合わせて公式配信をやってたのでよい機会だと思い初視聴。
 内容を全く知らなかったのですが、実際見てみると馴染みのある味……コレ妖怪×現代異能モノだ!
 現代異能モノとして見ると、決戦の場所となる都市の描写がかなりイイ感じです。人々が暮らす都市の中で人知れず行われる戦い、平穏を破る者と守る者、巻き込まれる都市と主人公、戦いが臨界点に近づく中で主人公は選択を迫られる……。なんと王道な展開であることか。主人公がネコであることでこの作品特有の味を出しつつ、ハイクオリティなアニメーションと王道展開の相乗効果で良作アニメーションでした。

トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦

 インターネットでも結構話題となっていた香港のアクション映画。「逆張りはやめよう」の精神でサブスク解禁後すぐに視聴。
 面白くはありましたが、正直なところノットフォーミーな感じではありました。

駄菓子マスクマンの登場シーンと決戦で急にチャカが出てくるところが一番ウケました。ラスボスだけありえないぐらい強いのも笑えたけど、無茶苦茶すぎてちょっと好みではないかも。あと、九龍城の背景美術はやっぱりかっこいいですよねえ。

アニメ

銀河特急 ミルキー☆サブウェイ

コミカルでキャッチーな会話劇が楽しいスペースコメディアニメ。3Dアニメでアクションもしっかりしているので隙のない良いアニメでした。前身となるWEBアニメで特徴的だった音ハメアクションも健在でうれしい。

サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと

なろう原作読了済み。地味*1(←褒めてる)なファンタジー良作が、KADOKAWA資本を導入して超リッチなTVアニメーションとなって世に出されて嬉しいぜ。


瑠璃の宝石

普通のオタク向け学習マンガと思いきや、作者の癖が露骨すぎて特殊な味わいが出ているアニメ。7話「渚のリサイクル工房」が本当に良かったです。これって救いだから……。

異世界黙示録マイノグーラ~破滅の文明で始める世界征服~

ファンタジーシミュレーションゲーム世界に転生して頑張る話。キャラデザが好みで見ていましたが、各キャラが立っていて物語的な盛り上がりもきっちりあり悪くないアニメだったと思います。。でもこの作品のサビって多分、転生先にシミュレーションゲームだけじゃなくて、JRPGTRPG等々別ジャンルのゲームを引っ提げて転生してきているのが明らかになるところで、アニメだとそこに少ししか触れてなかったのが残念でした。

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)

百合ハーレムラブコメなのであんまり得意ではないタイプの作品なのですが、アニメのクオリティの高さと勢いの良さにより最後まで視聴。騙されている気がする(何が?)。琴紗月さんが一番好きです。わかりやすすぎる、俺のこと馬鹿にしてんだろ?(被害妄想)
あと個人的な用件というか痴話喧嘩でイベントを台無しにするのはやめてね(最終話)

THE ビッグオー First Season 

1999年のサンライズのロボットアニメ。
噛めば噛むほど味がする凄いアニメ。背景となる大きな物語を各話で少しづつ展開しつつ、各話のメインとなる物語は1話で完結するオムニバス形式で、毎話新鮮な気持ちで楽しめます。画面のレイアウトがかなりかっこよくて、結構な頻度でその技巧にびっくりしてます。一番好きなのは、車の下から覗いた世界をかなり抽象化して描いているシーン(何話だっけ?)。
キャラクターの性格もかなり気に入っています。特に主人公のロジャー・スミスがスパダリみたいな雰囲気を醸しつつ結構駄目な奴なのが好きだ。

デジタルゲーム

Golf it!

お手軽ゴルフ風パーティゲーム。角度と強さを調節してゴルフボールを射出してカップインを目指すだけの単純なゲームですがが、ステージデザインが見事でとても楽しいです。ひとりで最短打数を極めても良しマルチプレイだとボール同士が干渉するため友達と一緒にワイワイやっても良し。

DRAPLINE

 


ドラゴン娘を育てて戦わせるローグライトRPG。まずドラゴン娘などキャラクターデザインがめちゃくちゃ可愛いし、ストーリーやゲームのメカニクス部分も良好です。
このゲームで一番秀逸なのは、ローグライトの選択部分にデータ的な葛藤だけでなくフレーバー的な葛藤も上手く盛り込まれていることでしょう。
「この娘に"これ"を食べさせて強くさせることは正しいことなのか?」

アーリーアクセスながら十分に面白い良作です。

ELDEN RING NIGHTREIGN

予想以上に面白かったですが、終わりがないゲームが苦手なので主要なボスを吹き飛ばして終わりです。

Öoo

爆弾芋虫が主人公のパズルゲーム。説明するのが難しいので説明動画でも見てもらえると、その凄さが伝わると思います。
前作の「ElecHead」もそうですが生高橋氏のパズルゲームはマジで面白いのでおすすめです。

Lavender Quartz 境界秤動

有名イラストレーターが主催する創作プロジェクトのビジュアルノベル
女×女の関係性の旨味が強く、緊迫した国家間情勢がスパイスとなっている(洒落にならない険しさで……)のが特徴です。
純粋にストーリーも面白く全面的にハイクオリティなのでおすすめです。
あとビジュアルノベルとして、一般的なゲームシステムをとりつつテキストやオブジェクトの出し方などに工夫があるのも好きポイントです。

シャインポスト Be Your アイドル!

友人の家でお試しプレイ!とか言ってたら面白すぎて完走。
アイドル事務所を運営するゲームなのですが、最初はどうでもよかったアイドルたちに愛着が出てきたり、アイドルに寄り添いすぎると経営が疎かになったりなど、ゲーム体験と物語体験の一致が素晴らしいです。


魔法少女魔女裁判

話題の百合ノベルゲーム。まあよくできたノベルゲームです。正直気に入らないところもありますが、それ以外がかなり良かったのでかなり良かったです。宝生マーゴが一番好きです。どうしようもなく性根が悪い奴が、それを乗りこなして上手くやってるのが好きなんだ。

でもこのゲームの最強キャラクターは橘シェリーで……。

魔法使いの夜

まのさばでノベルゲーム筋が肥大化した結果、積んでいた「まほよ」を完走。
まあ滅茶苦茶面白いけど、1章が完璧すぎるせいで後半の印象があんまりない。

装甲悪鬼村正

滅茶苦茶面白かったが、滅茶苦茶話が長い!

なんでこれしかキャプチャが残ってないんだ

何が特別面白いのかを考えてみると、最初から提示されているテーマ(善悪相殺)をずっと徹底してやってるところだと思います。小さい物語から全体、最後の話に至るまで「善悪相殺」を手を変え品を変えやってまとめているのが凄いぜ。

これを読んでて再確認したんですけど、おれは戦闘描写にマジで興味がないらしい。なので多分装甲悪鬼村正の醍醐味を半分ぐらい楽しめてないです。

茶々丸が一番好きです。

サイバーパンク2077


有名なサイバーパンクオープンワールドRPG。結構前に買っていたのですが、ようやくEDまでプレイ。
ゲームプレイ、ストーリー、グラフィックなどなどAAAタイトルの名にふさわしく高水準でしたが、このゲームが名作と言われる所以は「ナイトシティ」というサイバーパンク世界をこれ以上ない形で構築、表現していることでしょう。
好きなマップはオービタル・エアーです。時折垣間見えるこの世界での宇宙への憧れが本当に好きで……。

ゲームをプレイした結果、同世界を舞台としたTRPGサイバーパンクRED」のルールブックを読むのが3割マシぐらいで楽しいです。

ついでにエッジランナーズを見返したのですが、ゲームをプレイした=ナイトシティで生活したことで共感度が増加した結果”しんどさ”が強くなってて、視聴体験が向上しました。おすすめです。

連載漫画

劇光仮面

凄い…。現代という舞台を十全に生かしつつ、このストーリーテリングをしていくのか!という驚きをいつでも与えてくれます。

アリスと蔵六

この表紙で現代異能ものだとは思わなかった!かなり面白い!頑固な性格の爺さんと強情なとこはあるけど素直なガキの組み合わせで展開できる話の王道ど真ん中を、異能を交えて上手くやっている。素晴らしい。でも最新刊のRPGっぽいエピソードはあんまり好きじゃない……。

ロードマギアの弟子

FLIPFLOPs!アンタこんなところで!本業は漫画家だったのかい!?*2
フリーレンの大ヒットにより最近、流行ジャンルとなりつつある師弟ファンタジーものですが、こちらは少年漫画的な要素が大きく、弟子の男の子の成長を楽しみつつ、師匠の最強&可愛さを楽しむ作品となっております。面白いです。

竜送りのイサギ

新進気鋭の和風ファンタジー。面白いのですが、好みのジャンルではなかったのでノーコメント。

完結漫画

お嬢様男の心得

お嬢様を生き様とする男子高校生と自分に自信が持てない女子高生たちの日常を描く漫画。基本的にはコメディがメインですが、個々人のコンプレックスや問題に焦点を当てながら向き合っていく様子は単なるコメディだけでは生み出せない良さがありました。

ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人

第2部序盤は面白かったですが、中盤の準備パートが多く、終盤が全く盛り上がらない状態のまま打ち切りエンドだったので残念でした。

短編漫画

ウラジオストクで会いましょう

普段読まないタイプの話なので、なんとも形容しがたいですが悪くないなあと思いました。人間のカッコいいところを描いているから。
この方の連載作品も最近一巻目がでたらしいです。

禁断の晩餐

不気味でユニークでした。

螺鈿の楼閣

多少インターネットで話題になっていたと思います。
読みましたという報告に述べておきます。あまり適当なことも言えないので。

鈴木りつ短編集 考幻学入門

単行本です。自分の好みに合致しており本当に良かったです。
感想は読書メーターにあります。

 

以上。

*1:重点が主人公の精神的成長におかれていて、世界を救ったり派手なバトルをしたりという方面での面白さではないという意

*2:私が同作者のボードゲーム「ハートオブクラウン」が大好きであるという文脈です。

2025年前半履修コンテンツ所感

【前回】

frawrle.hatenablog.com


 

2025年前半の振り返りをするにはまだ遅くない。まだ8月だし。

連載漫画部分にはかなり抜けがあるけど、完結したときにフォローします。

 

漫画(連載)

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?

 本筋はラブコメなのですが、ストーリーの展開が「良くも悪くも愛嬌のある人々が相応の理由によって対立し戦い認め合う」という感じなので、かなり気持ちが良い作品です。ラブコメが好きな人ならもっと面白く感じると思います。
 シャスティルが本当に好きで……..。

ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人

 ダーク寄りのダンジョンファンタジーと年齢高めのボーイミーツガール(どっちかというとロマンスか)をうまくやれてる作品。
 でも、この作品で一番秀逸なのは第2部への転回部分なんだよな~(微ネタバレなので白文字)

異世界辺境メシ

 辺境にある飲食店を中心にファンタジー世界での人情話を話をやっており、純粋に語り口が上手く面白いです。何か大きな危機が起こったりするわけでもなく、(もちろん個人規模でのトラブルは起こるのだが)それでも話を飽きずに読ませてくるのだから完成度が高いと言えるでしょう。

邪神の弁当屋さん

  かなり独特な味わいの漫画です。脱力系っぽい絵柄だけでなくストーリーも不思議な感じです。良い作品です。自省と赦しの話かもしれない。

ナキナギ

「式守さん」の頃からこの作者には、男はさておいていいから女の子の顔を描き続けてくれと思っていたが、概ねそんな感じになっているのが「ナギナギ」だ。
 本筋を主人公(女)とヒロインの関係性にさきつつ、ヒロインの恋路を応援するストーリーにすることで、女の子を多めに描きつつ通常のラブコメも成立させるテクニカルな建付けがこの作品の魅力を支えている。

 

漫画(完結/短編)

ロイヤルテーラー ―王宮の裁縫師―

 全5巻。ファンタジーロマンス。異種族がテーマとなっていて、それぞれ特徴のある種族がたくさん出てきて嬉しい!ストーリーも絵もクオリティが高い作品です。

コンカフェ嬢は恋を着る

 全3巻。百合作品だと思います。絵と主人公が好きだったので読んでいました。

スシシスターハンター

 短編。短編だからかかなり好き勝手にしており、かなり雑なスピード感で進むのがいい味でてる。マシーナリーとも子ってやっぱりすごいのかも。

ディメデュマスターD

 面白いけど、作者の、母親に向ける欲が露骨すぎて怖い。

 

アニメ

アクロトリップ

 良かった。

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。

 なろう的要素と昔ながらの友情努力勝利と高齢化したオタク社会への目配せが良いバランスで配合されており、良作だった。

悪役令嬢転生おじさん   

 普通に良くてアニメも丁寧だった。

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

 適度に萌えがあって、主人公の悪態を見ているだけで結構満足できるので良かった。ストーリは良くもなく悪くもなく普通過ぎる。一番良かった箇所はEDであるのは間違いない。

ある魔女が死ぬまで

 本当に良かった。萌えと感動をありがとう。個人的な好みの判断で行くと今年一の可能性もある。

 

ゲーム

Q-SIDE

 ブラウザの短編STG。わずかなゲーム体験の中でインタラクティブな音楽体験を過不足なくさせてくれる素晴らしいゲームです。感想としては「楽しかった」より「気持ちよかった」が先に来る。
 本編も良いけど、ゲームの導入部分もかなり素晴らしくて……。ゲームじゃなくて「遊べるMV」というコンセプトから生み出される妙なのかも。

ユミアのアトリエ

 かなり久しぶりのアトリエ新シリーズにして、シリーズ初の試みも多く取り入れられた野心作。
 ガストくんの頑張りもかなりわかるし、自分も好きといえる作品ではあるのだが、如何せんガストにはオープンワールドはまだ早いだろうと思わざるを得ない仕様の数々に、錬金システムが面白くないという苦しみを抱えている。
 マップの雰囲気は滅茶苦茶好きだしとか規模とかはかなりスゴいのだが、楽しみが満たされていないオープンワールドになっているのでしんどいです。コンプリートするのにカスの知育パズルを無限にさせるのはやめてくれ、頼む。テストプレイで誰も突っ込まなかったんか?
 あとこれは完全に好みの話ですが、OPの雰囲気が合ってなくないかの気持ちが大きくあります。
 次回作も買うから頑張ってください。応援してます。

It Takes Two

 名作二人プレイ専用アクションゲーム。有名なゲームなので最早説明不要かと。常に発見があってプレイヤーを飽きさせないしっかり面白いアクションなゲームでした。

きまぐれテンプテーション

このスクショしか残ってなかっただけで、ハゲの人に対する敵意はありません

 成人向けロープライスアドベンチャーゲーム。ストーリーもエロ要素もかなり気合が入っていて良作でした。内容も長すぎず短すぎず、全体的に無駄のない構成になっているのが好印象でした。ヒロインの声がキャラにぴったりハマっていて良かったです。

タヴァントーク

  『VA-11 Hall-A』系*1ノベルゲーム。
 TRPGダンジョンズ&ドラゴンズ』に大きな影響を受け、作中に説明もなく『ダンジョンズ&ドラゴンズ』的表現が散見される。シナリオ的にはヒロイックファンタジーでありながら、語り手は酒場の主人である故、冒険に出た人々の帰りを待つことしかできないというのがこの作品のユニークであり面白いところだと思う。
 レンジャー「フェイブル」とパラディン「イレイシャ」が好きです。

存在/しないあなた、と私 


 萌えキャラと自我と他我についての哲学的な思索をノベルゲームという形にした作品。正直、あまりにも哲学的な方法論が馴染み深すぎるもので、それぞれの主張のネタ元が分かってしまうのが(嬉しさもあったが)体験的には良くなかった。
 あと問題に対する結論が自分の思想と微妙に嚙み合わなかったのでファイティングポーズをとってしまいました。でもかなりキャラと雰囲気がいいゲームなのでおすすめです。

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:主人公が何らかの店員となり、訪れた客にドリンクなどを提供することで話が進むジャンルのことを指す

2025年夏アニメ第1話クロスレビュー

前回記事【2025年春アニメ第1話クロスレビュー】はこちら

frawrle.hatenablog.com

 


レビュアー紹介

バイブ

今期はリリー・ベイカーさん一本で行かせて頂きます。

うどん仁

[TwiPla]トンカチとノミだけ持って適当な山に石を採りに行きませんか

ルフレ

関西に越しました。どんどん関西弁が移ってきてうさんくさくなっています。

くらはし

ポルノに傾倒した軟弱なオタク文化へのカウンターとして、オタクに甘い日本をたたき直しオタクが住みにくい平和な日本を取り戻すことを目指す「でじこ主義」とポルノに依らない萌えの形を追求する「新萌え派」が台頭した

はるひ

海水浴など肌を直射日光に晒す場合には、短時間であっても日焼け止めを使用するなどの対策を必ず行いましょう。

 

アニメ第1話クロスレビュー

今回のレビュータイトルはレビュアーが希望した5タイトルとなります。対象作品は以下の通り。

  • Turkey!  
     第1話 倒せ!スネークアイ
  • 瑠璃の宝石    
     
    第1話 はじめての鉱物採集
  • ゲーセン少女と異文化交流
     
    第1話 Boy Meets the Game Centre Girl
  • 勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔導師が規格外すぎる~
     第1話 ロイド、追放される。
  • 銀河特急 ミルキー☆サブウェイ

     第1話 出発進行

これらの作品の第1話を、それぞれ5名のレビュアーが10点満点でのクロスレビューを行いました。

勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔導師が規格外すぎる~

「実力不足の白魔導師は要らない」
白魔導師であるロイドはある日突然クビを言い渡され、勇者パーティーを追放されてしまう。
途方に暮れていたロイドだったが、たまたま白魔導師を探していたSランク冒険者のパーティーと出会い、クエストに同行することになる。
この時はまだ、勇者パーティーが崩壊し、ロイドが名声を得ていくことを知る者はいなかった━━。

これは、自分を普通だと思い込んでいる、規格外の支援魔法の使い手が冒険者になり、無自覚に無双する物語。

うどん仁              5

 なんか丁度……丁度つまんなくていい。こういうのって一話目にちょっと大きめの敵とか倒して気持ちよくしてから二話目に過去編とかやるんじゃないのか。修行編と追放だけで一話目終わらせてどういうモチベーションで二話目見に行けばいいかわかんなくて、なんかボーッとしてたら見終わっててワロタ。こういうボーッとしながら半分くらいで見れるアニメが大好きで……。これ普通に悪口かもな。褒めるもんでもないけど嫌いじゃない。

くらはし              5点 

 コミカライズ版を途中まで読んだことがある。
アニメのつくりとして、正直もっとサクッと追放して欲しかった。
過去の修行を最初に見せる流れも、追放フォーマットにおいては無自覚俺TUEEE系の面白みを殺してる気がしてならない。
あと個人的に「俺も白魔導士なんだが…一応……」のセリフがないのが結構残念だった。

デカメシバイブ           5

 こんな感じのアニメ前に見たな…→こんな感じのアニメ前に見たな…→こんな感じのアニメ前に見たな…→終わっちゃった…
最近の異世界系のアニメだと1話の段階で結構ちゃんと独自性を出してくることも多いのでマンネリ感は否めず。ジャンクな個性を異世界アニメに求めちゃうのはあんまり健全なことではないですが…
逆に言えば何らかの個性を振り回して雑に無双する感じではないのでしっかり向かい合えば楽しめそう。今後に期待。 

はるひ               7

 最初に主人公の生い立ちや宿命を描写するのは物語の常套だが、追放ものでは疎かなので、あるのは嬉しい。少しキツい性格の師匠との修行パートも結構好きだ。「増長が原因での喪失」という師匠の後悔を受けた主人公の人格形成には説得力があり、ネックになりがちな主人公の性格への違和感があまりない。これを追放する側と対比しつつ、今後展開する大きな物語の鍵となると提示するのは1話として申し分のない内容だろう。Mノベルスということで身構えてしまったが思いがけない良作の予感だ。

ルフレ              8

 出落ち最高!町中華の味とたとえるのがぴったりな、典型的ななろう作品で最高!師匠がちょっとババくさいのも含め雑味めっちゃあるけど、回想でだらだら話されがちな話を一話にテンポよく詰め込んでいて思ったより技巧派。あからさまな萌え声ピンク髪ツインテマジでありがとう。

総得点 30/50 点

Turkey!

──あなたは信じてくれるかな?不思議で、愛しくて、切なくて、大切な、楽しいだけじゃ語れない、私達の物語──

Turkey(ターキー)……ボウリング用語で、3回連続でストライクを取ること。

一刻館高校ボウリング部の部長、高校2年生の麻衣は、試合に勝てない天才。
Turkeyを取ると、なぜかそのあと必ず、難攻不落のスプリット、スネークアイを出してしまう。

そんな麻衣に、唯一の1年生部員、利奈が言った。「わざとでしょ」「部長は勝つことから逃げてる。私は勝ちたい。勝つ気がないなら退部する」──

これは、麻衣、利奈、さゆり、希、七瀬……5人の一刻館高校ボウリング部員たちが、負けて戦い、負けて戦い、そして勝つまでの、夏の終わりの物語。

バイブ               4

 ボーリングのことが…ボーリングのことがわからん…!!!
こういう展開なのでちゃんと説明に割く時間がないのは仕方ないかもしれませんが、1話を見た段階でボーリングという行為に関する説明が一切されず、ボーリングの楽しさもイマイチ感じ取れないのはちょっと納得できません。俺は感情を揺り動かされるためではなくボーリングの楽しさを知るためにこのアニメを視聴したんだ!!
主人公は2本残ったピンをどちらも倒さなかった理由を「選ばなかった方は残ってしまうから」と言っていましたが、1話の段階ではボウリング要素のピンもインパクト要素のピンも倒せていない印象。今後残ってしまったピンが倒される期待を込めて4点とさせていただく。

はるひ               6

 ジャンルすら覆すというオリジナル作品第1話にしかできないギミックは非常にインパクトが強い。だが、これは諸刃の剣だろう。正直、20分間の視聴体験が無に帰すような思いもある。特に今回はボウリングから戦国ものという関連性のない組み合わせが提示されたので、先行きへの不安が否めない。部活アニメとして良い1話だったので、ここに戦国トリップを足してより面白くできるか……というのは分の悪い賭けに思える。もし、それを為し得たなら独創的な名作として後世にも名を残すアニメになるだろう。 

うどん仁              7

 なんですか?このアニメは。俺こういう変なアニメ大好きですけど……。なんか「真面目に部活やってる一人が部活抜ける騒動とか三話目四話目でやる話を最初から真面目にやってるな〜」と思ってたら変な石が画面に出てきはじめたあたりで胡乱な空気を放ち始めてて、恐ろしかった。まさか戦国時代にタイムスリップとは思わなかったけど……。フックとしてはかなり力強かったので、ケツまでちゃんと面白かったらいいなあという気持ち。

ルフレ              8

 なんじゃこりゃあ!
トンデモ展開で1話がスタートした波乱のアニメ。しかし、トンデモ展開に依存することなく、1話はボーリングアニメとしてちゃんと面白い。ちゃんと面白いからこそ、いきなりタイムスリップしたときのワロタ感がエグい。これ作れるならタイムスリップしても面白いでしょ、みたいな安心感も含め8点。

くらはし              8

 なんか大変なこと起きててワロタ。
もう何するアニメなのかも分かんなくなっててもはや来週が1話みたいなところある。
「5人の一刻館高校ボウリング部員たちが、負けて戦い、負けて戦い、そして勝つまでの、夏の終わりの物語。」
↑あらすじのこれ、本当に負けて大丈夫?

総得点 33/50

銀河特急 ミルキー☆サブウェイ

銀河道路交通法違反で逮捕された強化人間のチハルとサイボーグのマキナ。
同じタイミングで警察に捕まった、強化人間のアカネとカナタ、
サイボーグのカートとマックスらクセのあるコンビを集め、
警察官・リョーコが全員に課したのは、奉仕活動として惑星間走行列車・
通称”ミルキー☆サブウェイ”の清掃をすること。
簡単な任務だったはずが、突如暴走し始める”ミルキー☆サブウェイ”!
車内で慌てふためくメンバーたちは、
やがて大事件に巻き込まれていってしまう!


意図なし、主義なし、主張なし!
ノリで乗り切る前代未聞の
スペーストレインスペクタクル!!

うどん仁             7

 一話目で山場一瞬だけ見せて「このアニメでは最初の方電車を掃除しますよ〜」くらいの話だけする感じでヌルっと進むの嬉しすぎる。一応ミルキー☆ハイウェイの方も見てきたんですが、あっちが一話目の感じでそのまま続きなんですね。キャラクターのほどほどの態度とか、それに伴った動きとか、コミカルで。もうちょっと長尺でやってくれた方が嬉しかったよなみたいな気持ちもあるけど、伸ばしたらまた味が変わっちゃうんだろうな。

くらはし              8点 

 元の映像が単発でストーリーよりもノリだったので、どうやって続きものにするのかな〜と思いながら視聴。
話としては後日談という形だが、単にそれだけでなくインパクトのあるつかみに始まりこれからどうなるのか期待を持たせながら展開しているのがよくできてると感じた。
1話あたりの時間が短いのでテンポよく見られるのもうれしいポイント。

バイブ               8

 コレ本当に嬉しいなあ…
アメコミのわちゃわちゃ感やメッチャ早口で話す感じを取り込みつつ萌え萌えで気持ちがいいね。んでもって映像がリッチだし劇伴や細かい演出も世界観に合ってて満足度が高い。会話がリアル志向のASMRっぽいのも高得点です(なんでもASMR判定くん)

ルフレ              9

 カスのスタートレック、最高!!!!女女がねっとりした友達関係なの嬉しすぎる!!!3日後から始めて日常に戻りますよってのを爆速で説明してるのも良い!!!
5分アニメで全貌が見えないため満点を避けて9、今後に期待!

はるひ               9

 ショートアニメに相応しい疾走感とアーティスティックなこだわりを感じるレトロ&スペースオペラな雰囲気がGOOD。キャラクターの外見も3Dアニメならではのデザインを可愛く見せており、キャラの会話も見ていて小気味よく違和感なく嬉しい。オリジナリティとちょうど良さを兼ね備えた良質な映像作品と言えるだろう。

総得点 41/50

ゲーセン少女と異文化交流

ゲームセンターでアルバイト中の青年・草壁蓮司が目にしたのは、
バレンタインデーにひとりクレーンゲームに熱中する英国少女・リリー
何度挑戦しても景品を手にできず涙目の彼女に、思わず蓮司は手を貸す。
無事にぬいぐるみを手にしたリリーから後日渡されたのは、思わぬメッセージカード――

私の恋人になって!
“Be My Valentine!”

キュートで天真爛漫な英国少女との出会い。
勘違いから始まる、ゲーセンでの異文化交流!

はるひ               6

 ヒロインが可愛くて主人公もいい奴そうなのでなんの不満もない良いアニメなはずなのだが、ラブコメが苦手な自分には楽しみ方がわからない。本当に申し訳ない。英語の台詞全てに字幕を付けないのはユニークで視聴体験の向上に一役買っているように思える。あ、OPでやたらドラムがドカドカ鳴っているなと思ったら田口、田口じゃないか!白黒鍵盤ゲーム以来だな!

うどん仁              8点 

 あ、萌え〜、か……。ゲームセンターにあまり行かないのでゲーセン部分の感想はあまり掘り下げられないんだけど、ラブコメとしては自分がかなり好きな部類の温度感なので、嬉しい気持ちで見ていけそう。ゲームセンターのことも英語のことも全然わからないけど、ヒロインはゲームセンターのことをあんまり知らなくて、主人公は英語をあんまり知らないので、同じ目線で立ってくれるキャラクターのおかげでゆるやかな気持ちで見れた。

ルフレ              9

異文化交流の追体験が思ったよりできる。簡易な英語は字幕をつけず、英語と日本語のアンジャッシュをうまくやっている点が非常に良い。 
ゲームを一緒にやるくだりも子供がゲームと向き合う様が忠実に出ており好印象。それはそれとして、言語アンジャッシュで求婚してしまうシチュってマジで凄くないですか??ありがとうございます。 

くらはし              10

 『圧倒的なまでの萌えの暴力により摂取可能な萌えの許容量を超えたため、途中2回ほど再生を止めて深呼吸を挟むなどした。

DJ DKMS(SP六段)          10点 

(原作も読んでます)
本当に萌えすぎる!!!!!!!!!!!
作画は素晴らしいとしか言いようがないし漫画のアニメ化という観点でも最高。原作のストーリーを細かいアニオリを挟みつつ丁寧に描写してくれててマジでいい感じです。
主人公が缶ジュースを2本差し出して"Choose!(選んで!)"って言ったのに対してヒロインが"Cheers?(乾杯?)"って返すシーンとかは原作になかったと思うんですが、すごく良いと思います。実際にそういうやり取りが行われ得るかは別にして言葉遊びがメッチャ上手い。
極めて上質でゲーセン文化に対するリスペクトも端々から感じる素晴らしいアニメ、文句のつけようがない満点です。

総得点 43/50

 瑠璃の宝石

キラキラしたものが大好きな女子高生・谷川瑠璃は、
「自分でも見つけられるかも!」と水晶を探しに山へと向かう。
そこで鉱物学を専攻する大学院生・荒砥凪と出会い、
一緒に鉱物採集をすることに。

ある時は水晶を探して山道を歩き、ある時はガーネットを拾いに川に浸かり、
またある時は見知らぬ鉱物を顕微鏡で覗き――
ルリはナギに導かれ鉱物採集の世界に飛び込んでいく。

「私だって、採れるはず」

それは、誰しもが抱いたことのある夢。

本格サイエンスアドベンチャー始動!

ルフレ              9

 アニメを作るのがマジでうめえ!うれしい!テキパキと説明しつつきちんと盛り上がりを作ってセンス・オブ・ワンダーを僕らに追体験させてくれる!最高!

........ところで、なんでこんなに乳がデカいん?

はるひ               9

 特徴的なディフォルメと肉感的なキャラデザに目を惹かれる本作。アニメとしての動きも楽しげで目が離せない。動き、絵、声とアニメに必要な成分がたっぷりと含まれている。自然の中の鉱物の描写が余りに嘘くさいほど派手(真実だったらごめん)なのは没入感を損なうが許容範囲内だ。あと、バトルハンマーが嬉しい&好きな作曲家が劇伴やってるので加点。

くらはし              10点 

 キャラクターの表情、動き、カメラワーク、どれを取っても非常にクオリティの高いアニメーション。
話の展開も説明的ではなく、見せたいものを描くぞという感じで見ていてとても心地よかった。
でも胸はもうちょっと自然な感じでお願いします、(床屋?)
だって気になっちゃうから。(エロガキ) 

バイブ               10点 

 表情描くの上手すぎ、キャラクター動きすぎ、風景綺麗すぎ。もう最初の1秒から最後の1秒までずっと画面を見てるだけで楽しい。それでいてそれら全てを圧倒するほどのデカパイ。参りました。

うどん仁              10点 

 ああ、グッド・アニメーション……。キャラ萌えやデカパイもさることながら、ちゃんと物語の題材としての石に興味も向き、「石、いいかもな……」という気持ちにさせてくれた。おにまい視聴時の癖でついエロモク視聴しそうになるが、助けてほしい。石も本当に綺麗に描かれてて「え、俺も山に行こうかなあ」という気持ちになってくるのに、またデカパイの萌えキャラのシャツのボタンが引っ張られてるところとかに目を奪われるんだ。

総得点 48/50

 

総評

 今期最大の注目アニメは、全てのレビュアーから満場一致の高評価を受けた「瑠璃の宝石」でしょう。48点の総得点は私の覚えている限り、最も高い得点だと思われます。この点数はアニメとして評価されるべきあらゆる面のクオリティが高いことを示しているでしょうから、間違いなく皆様におすすめできるアニメと言えますね。ぜひ、ご視聴ください。

 

以上、2025年夏アニメ5作品のクロスレビューをお届けしました。

それではまた、2025年秋アニメのクロスレビューでお会いしましょう。

2024年後半履修コンテンツ所感

2024年というかもはや2025年も後半に差し掛かりそうな勢いですが、やらないよりやったほうがいいので2024年の記録をやっていきます。

完結/読み切り漫画

ルキオラと魔境の商館員

全3巻、意思疎通のできる魔物が蔓延る魔境で、魔物を殺す特別な力をもった勇者が争いを止め貿易に平和的解決の希望を見出す話。

ファンタジー大好きマンであるところの私は最近だと、闘いがメインでないファンタジーにハマっています。ルキオラもその類ですが、この作品では特に面白いのは暴力が常に使われるべきでないものと戒められていることです。あとキメ台詞があるのもいいっすね。

ケンガンアシュラ

ダンベル何キロ経由で読みました。格闘漫画というジャンル自体、読んだことなかったんで結構面白かったです。山下一夫がさぁ……。続編のケンガンオメガが途中で飽きました。

ミアプラキドゥスより愛を込めて

読み切り。異星人SF×ボーイミーツガールの調和させ具合が良かった。

プルフェイサーとわこ

読み切り。なんでもバトル漫画にできるんだなあと思って感心した。

天を夢見て

読み切り。く、くるしい………………。

災禍の竜の島

読み切り。良質異種交流ファンタジー

ベーズのドアの向こうには

読み切り。身分差百合。

愚かで勤勉な私たちは

読み切り。陰謀論Vtuberを合わせた現代らしい作品。展開が鮮やか。

ぐるぐる目の渦原さん

読み切り。目の形にこのやり方で着目できることに驚いた。

魔法少女イナバ

読み切り。連載決まったから読めなくなってた。

連載漫画

この世界は不完全すぎる

開発中のフルダイブ型MMORPGにデバッガーが幽閉されたのでゲームクリアを目指す話です。
序盤はRPGあるあるネタをやっていて普通に面白かったのですが、敵グループに魅力がないというか、妙に過激かつ露悪的なのでそれについていけませんでした。ガチデバッグ路線にしたほうが面白いと思うんだけどなぁ……。ショッキングな展開やっといた方がうれるんかなぁ……。

アニメ

SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!

マシマヒメコさんがさぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キャラデザ的にはデルミンが好きなんですけど、マシマヒメコさんに心を持っていかれました。

SHOW BY ROCK!!

2期も観ました。「ましゅまいれっしゅ!!」を見た後なので作風の違いに困惑しましたが、それはそれとして普通に面白かったです。

SHOW BY ROCK!!しょ~と!! / Stars

面白かったです。が、カニの回だけは許されなくないですか?

葬送のフリーレン

漫画版読者なので、アニメ版が良かったところも漫画版の方が好きなところもあり。アウラが死ぬシーンとか戦闘描写とかは漫画版のあっさりした描写の方が好きです。

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中

今シーズンベストカップル。結構好きでした。

歴史に残る悪女になるぞ

悪くはないがそこまで良くもなかったです。

楽園追放(再上演)

周年記念再上映があったのでみてきました。色褪せない面白さでした。復刻版パンフレットも買っちゃったよ

ゲーム

Melatonin

リズム天国フォロワー系リズムゲーム。リズ天よりは優しい雰囲気。Steam版は日本語対応してなくてもなんとなくで遊べたのでいいゲームだと思う。

パラノマサイト FILE23 本所七不思議

ホラー系アドベンチャー。評判に違わない面白さでした。最初にガチホラーだと思わせておいて、急に聖杯戦争とかジョジョになる瞬間が来るのは流石に笑ってしまった。仕事で定期的に本所行くのでそれ込みでめちゃ面白かったです。

ライザのアトリエ

アトリエシリーズファンを自称しておきながら遊んでないのは死刑に値するかなと思っていたので、新シリーズ発表記念に遊びました。悪くはないけどキャラデザもシナリオも錬金システムも好みではなかったので、個人的には引っかからなかったなあと言う気持ちです。

亜電

結構有名なインディーズゲーム「夢核」でおなじみ鷹館氏の最新作。

ゲームシステムは前作と同じベルトスクロールアクションだが、ゲーム的な面白さにはかなり磨きがかかっており前作を面白いと思った方にはかなりおすすめ。

シナリオや演出も前作の雰囲気を纏いつつ(これが作家性というやつなのかな)進化して更に見応えのあるものになっていると感じました。

やっぱなにより、「ダンスしかなし!!!」というキャッチコピーが素晴らしいよね。

マジック・ザ・ギャザリング

元々、統率者戦は遊んでいたのですがパイオニアやスタンダードといった通常フォーマットにも手を出し始めました。統率者とは違った細かくて緊張感のあるゲームも面白い。あと通常フォーマットを遊ぶとカードの入手頻度が上がるので、カードの売り買いという原始的な快楽を得ることができている。使用デッキは緑単信心、豆の木テラー*1

エルデンリングTRPG

かの有名な名作デジタルRPG「エルデンリング」をTRPG化したゲームです。

 とても良作と言える出来ではないが、駄作と評するのは心苦しい妙なゲームです。正直TRPGと考えるとかなりキツイ出来なんですが、エルデンリングをTRPG化しようという熱意はすごく感じるゲームで、「エルデン本編を全て遊べます」という謳い文句が事実なのはすごいことです。が、快適に遊べるとは言っていないというところがね……原作にある要素を詰めん込んだ結果としてかなり無理のあるシステムになってます。

 NPCイベントがランダム遭遇だからよほど運が良くない限り意味ないとか、アイテムがランダムドロップなのでシリーズ装備ボーナスがインクの染みでしかないとか、そもそもデジタルゲームと違ってアイテムの入手に手間がかかる&時間的限度があるから、ルールブック記載アイテムデータの大体は参照されないとか……TRPG化に際して適切に翻案されていなさすぎる箇所が多すぎる!

 不満があるなら、「TRPGだしある程度ルールから逸脱して遊んだらいいんじゃない」と思うかもしれませんが、それするにしては取り回しが悪いルールなのでおそらく難しいでしょう。(PL参加だったので推測ですが……)とはいえ、本当にヤバいところはハウスルール適用しましたが。

 GM様の努力もあり獣野郎をぶち転がすことには成功しました。エンディングまで到達したプレイグループってかなり少ないんじゃないかな……。
”ま、俺たちは楽しく遊べたからいいけど二度とは勘弁な!”というのが最終的な感想です。

 TRPGにある程度遊んだことがあり、「エルデンリング」を知っている人々が複数いて、アナログで「エルデンリング」を遊びたいぜ!!!!という場合にはぜひ遊んでみてはいかがでしょうか?

 

以上、2024年後半に楽しんだコンテンツの感想でした。

 

*1:2024年末時点での話

2025年春アニメ第1話クロスレビュー

前回記事【2025年冬アニメ第1話クロスレビュー】はこちら

frawrle.hatenablog.com


レビュアー紹介

末茶藻中

今期は質くんの顔つきで行きます。

バイブ

今期は比嘉つつじさん一本で行かせて頂きます。

うどん仁

軟弱者。

ルフレ

シャインポストのためにSwitch2応募しました。当選しました。

はるひ

今期で一番身体に馴染むアニメは「ある魔女が死ぬまで」。

 

アニメ第1話クロスレビュー

今回のレビュータイトルはレビュアーが希望した5タイトルとなります。対象作品は以下の通り。

  • 日々は過ぎれど飯うまし

     第1話「食文化研究部へようこそ」

  • LAZARUS ラザロ
     
    #1 GOODBYE CRUEL WORLD
  • ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる
     
    第1話 加護と令嬢のゴリ・ライフ
  • 忍者と殺し屋のふたりぐらし
     第1葉 忍者と殺し屋の出会い
  • ロックは淑女の嗜みでして
     第一話 ごきげんよう♡/そんなギターやめちまえ!!!

これらの作品の第1話を、それぞれ5名のレビュアーが10点満点でのクロスレビューを行いました。

 

ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる

16歳になると、さまざまな動物神から加護を得られる世界――

気弱な伯爵令嬢ソフィア・リーラーは戦闘系最強と言われる『ゴリラの神』を引き当ててしまう。

平穏な学生生活を送りたいと悩む一方、その希少な力を求められ、

王立騎士団から従騎士のスカウトを受ける。
圧倒的な力を隠しきれず一目置かれる中、
同じ学校に通う年上の従騎士ルイ・スカーレルをはじめ、有望な若手騎士たちはソフィアをやさしく見守ってくれて――

ゴリラの力から予想外の胸キュンラブコメ

ルフレ              5

 ゴリ・ライフ←なんやねん そんなスパイダーマンみたいなことあるんだ。この類のアニメ、チョケや不条理的なギャグを推進力にして見せるものを見すぎていてクソ真面目に進むのに耐えられなくなりそう。真面目にゴリラの能力をつかって真面目に話が進んでいる。これが正常であって、僕の感性が変な形にチューニングされたのだということをまざまざと感じている..........萌え萌え主人公で頑張って見ているが、もうちょっとゴリラチョケが欲しい! 

うどん仁              6

 面白い。OPの映像を見ながら「男キャラのキャラデザ、味薄くないか?」と思っていたら顔アップのシーンで薔薇のエフェクトが入って強制美形認識モードに突入したのがいちばん面白かった。全体的に温度感はちょうど気持ちがいいくらいで、嫌味を言ってくる枠の人もこれから可愛気が垣間見えそうな雰囲気があったのもよかった。ほとんど不快感がない。力が強いキャラが大好きだから、本当に楽しいアニメになるかもしれなくて嬉しい。

はるひ               6

 タイトルからしてもかなり一発ネタだが、主人公の表情がころころ変わって可愛いのとゴリラを擦り倒す勢いで楽しく見られるアニメ。このジャンルを見慣れている人なら男女問わず楽しめる作品だろう。しかし、生き馬の目を抜くようなこの手のジャンルで、ゴリラの力だけで生き抜くことはできるだろうか?今後のストーリー展開の面白さで頭角を現してくれる事に期待したい。

バイブ               7

 この手のアニメ(例: 進化の実、即死チート)って人を笑わせるアニメなのか鼻で笑われるアニメなのかによって評価が分かれるよな…と思っていたが全然真面目にゴリラをやっていて凄い。このアニメは本当に真摯にゴリラに向かい合っています。
ギャグ、やれてんね!とか熱い展開、やれてんね!という感じでは正直ないんですが、たまにデフォルメの萌え萌えを入れてくれて嬉しいし普段だったら雑なギャグとして消費されそうな設定をしっかり貫き通そうとしている姿勢は応援したいぜ。今後の期待も込めて7点とします。

末茶藻中              7

 作中最強の戦闘系加護、ゴリラの加護を獲得し、ひょんなことから凄まじい身体能力を持った令嬢が主人公。こんなにゴリラへの信頼が厚いアニメ始めて見たかもしれない。スタンドみたいにゴリラが出てくるのが面白くてズル。ゴリラ以外にそれほど真新しいところはないものの、お約束の最強系コメディがテンポよく提供されており、絵もノリもいい意味でゆるく、安定して見られる枠。キャラクターがいい人揃いなのも地味に嬉しい。

総得点 31/50

ロックは淑女の嗜みでして

一流の淑女だけが在籍を許される「桜心女学園高等部」に通う鈴ノ宮りりさ
学園で最も栄誉と誇りある称号「高潔な乙女(ノーブルメイデン)」を手に入れるべく精進し、
周囲からも一目置かれるほどのお嬢様だが、
実は 一年前に母親の再婚で鈴ノ宮家に入った「元・庶民」だった。
母親の期待に応えるため、本心を押し殺し、大好きだったロックやギターを捨て、
お嬢様として振るまうりりさ
ある日、学園の憧れの的である黒鉄音羽と出会い、
ひょんなことからドラムを叩く音羽を目撃し… 。

お嬢様×ロック!?
”本音”がぶつかる青春ロックアニメ、開幕!

 

末茶藻中              6点 

 お嬢様×ロックというギャップが売りの作品。不自由なお硬い家の真逆としてのロックはなるほど感はあるが、結局1話段階ではどっちが強いかの対決+ディスり合いのようになり、結局マッチョで自由なきロック観になってしまっているのが残念。クラシックの描かれ方共々、ステレオタイプに留まっている感。安易なギャップの面白さでなく、骨のある音楽の魅力を描いて欲しかった気持ちはあるが、気軽にギャグと見るのが正解なのかも。

バイブ               6

 登場人物がお嬢様の瞬間とそうじゃない瞬間での表情のギャップがとっても良いね。
しかしお嬢様学校で素性を隠して〜という展開は言ってしまえばありきたりなので、表情とか音楽のインパクトでひっくり返しきれなかったかな〜というのが正直なところではあります。とは言ってもバンドアニメってライブシーンによる没入感が肝なのでここで判断してしまうのは早計か。1話のボーカルなしのセッションだけではグルーヴを掴みきれなかったが今後の展開に期待。

ルフレ              6

 クラシックとツーバス、みたいな面白い対比がなんども重ねられるわけでもなく、ただ淡々とお嬢様を装う主人公とその内面を出し入れしてやるには退屈すぎたな.......という感じ。この類の演奏シーンで一切歌わないのはアニメ的に新鮮だし、引きは最高も最高。作品背景の説明で冗長になっている部分もあると思うし、二話以降に期待大。

うどん仁              8

 オイ!!!!やっぱりさあ!!!!情熱と反発と音楽だよなあ!!!!明るい気持ちになる!!!!鮮やかな彩りを得る!!!!なんか夕食まだなのに腹いっぱいになってきたな。なんというか、音楽があると嬉しいんですよ。お嬢様がいると嬉しいんですよ。お嬢様学校みたいな抑圧された環境でこれからどれほど跳ね返ったアニメをやってくれるのか、続きが楽しみになる一話目でした。

はるひ               9

 いろんなお嬢様が見られて嬉しい〜!!!はい。私は、お嬢様然としながら、悪い顔を見せたり過激な仕草をしたりするお嬢様に興奮してしまう人間です。すみません。一応ガールズバンドアニメだとは思うんですけど、バンドとか音楽とかロックとか、よくわからなくて、キャラの顔と声だけで楽しんでます。すみません。

総得点 35/50

日々は過ぎれど飯うまし

かわいい×おいしい=最強ごはん
女子大生になったばかりの5人が繰り広げる
日常系オリジナルアニメーション。
おいしいもの大好き、みんなでいっぱい遊びたい、
勉強もちょっぴり頑張って、大学生活を思いっきり楽しもう!

のんのんびより』のあっとがストーリー原案を手掛け、
個性豊かなキャラクターたちが
食べて、笑って、友情を深めていくハートフルコメディ。
料理の作画に定評のあるP.A.WORKS
総力をあげて描く「通称PA飯」の集大成。
2025年4月から、飯テロ間違いなしのグルメアニメがスタート。

はるひ               7

 萌えがあってうれしい。でもご飯は萌えキャラが食べるのを見るより、自分が食べるほうが嬉しいです。実はグルメアニメが苦手なのかも……。あと大学の描写にあんまり喜びが得られていないっぽいです。おそらく、自分の大学生時代の記憶が、思い出とするにはまだ生々しいのが原因なのかな……。あ、事務のお姉さんが一番好きです。

かつどん仁             7

 ああ!いい。女の子が萌え萌えで美味そうな飯を美味そうに食う、もう何も言うことありません、と思っていたらケツで実態のないダラダラするためのサークルだと明かされて爆笑。次回への引きもちゃんと気になる感じにやっています。なんでしょうね、語彙力が虚弱なので女の子が飯を食うアニメを褒めるためのボキャブラリーがほとんどないんですが、とても満足感のあるアニメだと思います。

末茶藻中              8点 

 食事を軸にした日常コメディ。こういうのは原作がありがちのような印象があるが、本作はオリジナルアニメらしく、このゆるさ共々思わず応援したくなる。新しい飯屋に入るのってちょっと勇気がいる、みたいな等身大の共感を呼ぶキャラクター性が持ち味だろうか。ソースカツ丼を食べるシーンは衣のザクザクした感がこちらにも伝わってくるようでたまらないが、一つ言うなら、このアニメは胃腸が健康な時に見るべきだ!

ルフレ              8

 萌え×飯の組み合わせが悪いわけがなく......! と思っており、その通りではあった。しかし、モノローグツメツメで話を進めているのが窮屈に感じるため若干原点。時たま大学の広さを感じさせる画角が垣間見え、この人たちにも日常があるさまがなんとなく見えてくるのも面白い。大学生活ちょっと思い出して懐かしい気分になってきた。しっとりやると思いきや、ED終わりの流れで横転!大学サークルなんてしょうもないもんですからね!萌え成分は文句なしの出来なので今後に期待。

メシウマバイブ           9

 萌え萌えな女の子が飯を食うアニメというだけで既に嬉しすぎるのだが、登場人物同士のコミカルながらやりすぎてないやり取りが本当に気持ちいい。セリフの節々から感じられる日本語の上手さやキャラデザにのんのんびよりに通じるものがあると思ったら原作あっと先生なんやね。最後の方まで見て8点かな〜と思ってたらラスト15秒で9点に格上げされました。取り上げてるご飯がちょっと変化球な所とか心地良い会話とかいろんな部分が好きになれるアニメ、高評価とさせていただきます。 

総得点 39/50

LAZARUS ラザロ

西暦2052年。
世界はかつてない平和な時代を迎え、脳神経学博士スキナーの開発した
鎮痛剤「ハプナ」が大きく貢献していた。
副作用がない「奇跡の薬」として世界中に広まり、人類を苦痛から解放したハプナ。
しかし、その開発者であるスキナーは突如姿を消し、その行方は誰も知らなかった。

――3年後、彼は世界を破滅に導く悪魔として再び現れる。
ハプナは服用者を3年後に発症させ死に至らしめる薬で、仕掛けられた罠だった。
「あと30日。それまでに私の居場所を見つけだせば、人類は生き延びられる。」
スキナーが持つたったひとつのワクチンを使用するしか、助かる道はない。
そして、これが欲しければ私を見つけ出せと言う。

スキナーの陰謀に対抗すべく、世界中から集められた5人のエージェントチーム「ラザロ」。
彼らは、人類を救うことができるのか?そしてスキナーの真の目的とは――?

ルフレ              7

 カウボーイビバップ2やん!wとヘラヘラ具合で見ていたが、似て非なるものだなと感じる。あのころのノイタミナぶりがすぎるだろ。全部に気合が入っていて見どころがいまいちわからない作画はやはり目が滑る気がするが、ジャズテイストだけでなくダンスミュージックも取り入れている劇伴の使い分けが効果的で、メリハリをつけ美しいテンポ感を演出していて良い一話だったと思う。テンポ感で飯が食える。

はるひ               7

 カッコいいアクションと画面構成、動きと一体化したサウンドをみせつけられる24分間。緩急もありじっと魅入る視聴体験だった。アニメとしては間違いなくハイクオリティで良い作品だ。が、萌えが足りないな……と不満に思ってしまう己の業の深さを恥じるばかり。このアニメのターゲット層ではないことを自覚しています。あとアイキャッチがめっちゃカッコいいことは皆さんにも伝えたい。

うどん仁              8点 

 面白そうなアニメですやないか。主人公がずっとすいすいパルクールをやっているのが、見ていてとても気分がいい。真面目な話ばっかりしてるアニメ特有の重苦しさを主人公の身軽さで気持ちのいい映像にしているのが凄い。真面目なアニメが苦手な俺でも脱落せずに見れるんじゃないか。むしろ主題を真面目にすることで軽すぎないようになっているようにも見えて……本当にちょうど見やすい。

バイブ                8点 

 うーん面白い!!!ストーリーは正直あまりピンと来ない(飲んでいた薬の効果で1ヶ月で全人類が一斉に死ぬのは流石に現実的ではなさすぎる!)が、劇伴と映像の気持ち良さで全然乗り切れてしまってズルいぜ。というか主人公の軽々しい性格的にいろいろ考えずに見るのが正解のような気もするね。作品全体のグルーヴがかなり綺麗にまとまっていて非常に喉越しのいいアニメ、今後にも期待です。

末茶藻中              9

 『ビバップ』『キャロチュー』の渡辺監督作。これらに続き音楽ネタサブタイアニメで、この時点で完全了解という感あり。ほとんどバトルだけの1話だが、縦横無尽に街や刑務所を駆け回り、人物を立てつつ緩急織り交ぜて描かれるアニメは圧巻。シーンの流れとジャズ/EDMの劇伴が完璧にマッチするよう作られており、曲で"魅せる"作品を期待させる。The Boo Radreyの同名EDも最高で、悔しいが…好きなセンス。

総得点 39/50

忍者と殺し屋のふたりぐらし

忍びの里から抜け出したくノ一さとこは、
街で行き倒れていたところを通りすがりの女子高生このはに救われる。
だがそれも束の間、さとこは里からの追手に見つかってしまう。
しかしそんな追手をあっさりと返り討ちにするこのは。
…なんと彼女の正体は殺し屋だったのだ!

世間知らずのくノ一と殺し屋女子高生の危ない共同生活がスタート!

末茶藻中              6

 キュートな美少女同棲コメディかと思いきや、追手やターゲットをバシバシ殺害・死体隠蔽するギャップがインパクト大の、殺し屋日常アニメ。殺し屋モノ自体は珍しくもないが、本当に外道が主役なのはなかなかないのでは。友人の父親殺害は流石にダーティさが行き過ぎており、悪趣味で全く萌えられないのが正直なところだが、アニメのクオリティは高く、スルスル飲まされてしまうのも事実。破滅へ向かうアニメとして見るべきなのか?

はるひ               8

 シナリオは日常系の形式を踏襲しつつもこの作品ならではのユニークな内容で、アニメならではの演出等々も単に可愛いだけでないというこの作品の雰囲気にあわせた良い仕上がりとなっている。漫画版読了済なので作品の流れはよく知っているのだが、アニメ版では"敵キャラの使い捨て"の異様さが更に際立ち、作品の深みが増している。キャラデザのコストとかどうなってんねん。萌え萌えなのにやっぱなんか怖いよ……。

うどん仁              8点 

 人間が落ち葉になるところアニメ演出で見れるの感激するなあ。普通に引きますよ。ちゃんと萌えなキャラが出てきて喋ってから死ぬの本当に悪趣味ですけど「萌え萌えなだけの悪趣味アニメ」じゃなくて「悪趣味なだけの萌え萌えアニメ」なのがいい塩梅だと思う。萌えキャラもどんどん死ぬけどコメディの範囲でおさまってて……こういう点ではいい意味で即チーみたいな味が出ている気がする。

クノイチバイブ           9

 う~ん最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!メチャクチャ良いオープニングとエンディング、所々に感じられるシャフトのエッセンス、ダイナミックなアニメーション、デフォルメの萌え萌えなどあらゆる要素において極めてレベルが高い。カジュアルに繰り広げられる暴力も大変自分好み。萌えキャラが萌えキャラを殺しまくるというストーリー(?)は多少人を選ぶところはあるかもしれないが上手い感じに演出で中和されてるので見やすいと思います。小数点まで付けられるなら9.7点くらいつけてます。今期トップ期待アニメ。  

ルフレ              9

 素朴かつ最低限の音、気の抜けたキャラデザからおもえないおもろい画面!萌えとエロ!グロ!いい塩梅!エロ漫画〜〜〜!!!!最高〜〜!個人的にはぼざろっぽさを彷彿とさせるバラエティ豊かな画面づくりや萌の力でなんとかしてるパワープレイの塩梅が最高。さんざん殺したり隠したりしたあと、「やーいやーいダメ忍者!」のコーレスがあるED。最高!!!!!!

総得点 40/50

 

総評

 これまでのレビューの総評では多様性に着目していることが多いのですが、今期のレビューでは「LAZARUS ラザロ」に対するレビュアーの一体感に着目したくなります。各レビュアーの思想や好みがバラバラでも、本当に良い要素というのは炙り出されるものなのですね。

 また、今回から新たなレビュアーが1名増えております。この企画に参加してくださるレビュアー、そして読者の皆様、本当にありがとうございます。4月期はなかなか忙しく、レビュー公開も5月となってしまいましたが、もし新たなアニメを視聴するきっかけになれば幸いです。

 余談ですが、私は前回レビュー対象となった作品の中では「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」を完走しました。ラノベ原作らしい山場を盛り込みつつ、最後までアリナさんがあのノリだったのは嬉しかったですね。

 

以上、2025年春アニメ5作品のクロスレビューをお届けしました。

それではまた、2025年夏アニメのクロスレビューでお会いしましょう。

2025年冬アニメ第1話クロスレビュー

前回記事【2024年夏アニメ第1話クロスレビュー】はこちら

frawrle.hatenablog.com


 

アニメ1話クロスレビューが帰ってきた!!!

 オタクによるオタクのためのアニメクロスレビューが2シーズンぶりに帰ってきます。なお前シーズンに開催されなかったのは萌え人クロスレビュー編集委員会内に新アニメを見ているオタクが5名未満だからでした。おわりやね。切実に新たなレビュアーを募集しています。

 我こそはアニメをレビューせむ!という方は主催(@Ar_haruhi_)までご一報ください。毎季ごとに専用discordサーバー内で参加者候補に募集を掛ける形で運営しています。主催と一切交流がなくともレビューをしたいという意志さえあれば歓迎です。

レビュアー紹介

末茶藻中

2025年は「誠実・真心・愛」で行きたいです。

デカメシバイブ

今期は『没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた』と『お買い物パンダ!』に夢中。

華乃井もほもほ(くらはし)

最近お隣の天使様の原作小説を読み始めました。

うどん仁

銃・病原菌・ケツ

はるひ

最近は社会人アニメ(今期アニメではギルドの受付嬢、エルフさんなどが該当)が身に沁みますねぇ。

アニメクロスレビュー

今回のレビュータイトルはレビュアーが希望した5タイトルとなります。対象作品は以下の通り。

  • もめんたりー・リリィ

     第1話 ひとりぼっちの後のさんまのひつまぶし

  • 空色ユーティリティ
     
    1st shot スペシャルな出会い
  • 全修。
     
    第1話 始線。
  • 戦隊レッド 異世界冒険者になる
     第01話 戦隊レッドと魔法使い
  • ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います
     #1 ギルドの受付嬢なので、平穏な生活をしたいと思います

これらの作品の第1話を、それぞれ5名のレビュアーが10点満点でのクロスレビューを行いました。

 

もめんたりー・リリィ

ある日、空から機械仕掛けの侵略者“ワイルドハント”が現れ、あらゆる生命体を消滅させた。

荒廃した無人都市を放浪する、記憶を失った少女「れんげ」。
彼女は侵略者に対抗するための、ある大きな“力”を有していた。
街を彷徨う中、れんげは自分と同じ“力”を持つ5人の少女と出会う。

出会った仲間たちと日々過ごす中、日常を突如壊す侵略者と命がけで戦っていく。

やがて世界の謎を追いかける中で、僅かに残った人類や家族たちと再会した時、れんげは大きな謎に直面する。

そして自身の持つ”力”にまつわる、大きな謎に迫っていく。

うどん仁              4

 画面、うるさいなあ……。髪の揺れ、邪魔だなあ……。キャラ付け、口癖の濃さで安易にやろうとしてくどいなあ……。危機感、滅ぶところを解説だけでやったからいまいちないなあ……。30分、長いなあ……。好きめがの時は「癖強いな〜」くらいで済んでたけど映像けっこう強めに厳しい癖ついてませんか?色々言ってもこういうアニメって慣れてきてキャラの掘り下げも済んだあたりでいいポジションに収まることあるし、気長に見たい。

はるひ               5

 すんません!正直きついっス。戦闘美少女&ポストアポカリプスは好きなジャンルではあるのだが、味の濃すぎるインスタント食品のようなキャラ描写がつらい。あらすじを見るに現実の延長上にリアリティラインを置いているはずなのに、キャラの言動がオタク臭すぎてキツイ。主要キャラが多いから濃い味付けなのだろうが、全キャラこれなのは苦しい。他に意図があるのかなぁ……。OPと映像、ラストのヒキは良かったです。

くらはし              7

 画と音から流れ込んでくる情報がハチャメチャに渋滞していてかなりヤバい。料理をしていた記憶はあるんですがストーリーが全く頭に残ってなくてヤバい。かなり様子がおかしいアニメだけど様子がおかしいアニメって嫌いじゃないです。4年後ぐらいに北電子あたりからパチスロが出そう。

デカメシバイブ           9

 萌え萌えなアニメだと思って視聴開始したら全然そういう感じじゃないメタルのオープニング曲始まったしそのまま加速し続けて終わってワロタ! ヒロインが同時に喋って訳わかんないことになってるアニメソング(例:ガヴリールドロップキック)が大好きだからアニメ本編なのにみんな一緒に喋ってくれるの嬉しすぎるよ。作画のダイナミックさも狂気に片足突っ込んでるし終始脳から変な汁が出るアニメで本当に凄い。アニメ見てて(作品が持つメッセージ性とかではなく)純粋なパワーでここまで食らったのは久しぶりかも。

末茶藻中              9

 『デキ猫』『すきめが』と、近年は原作付きアニメを堅実と独自色半々ぐらいでいい具合に仕上げてきたGoHands待望のオリジナル作。無駄なぐらいに光源やレンズフレアを多用する撮影、カメラが動き回るハイスピードアクション、髪の毛も胸も動かせるものはとにかく動かせというこってりアニメーション、これだよ。俺達のGoHandsが、帰ってきたな。良くも悪くも先が読めないが、本気の美少女アニメを、見せて欲しい!

総得点 34/50

全修。

全修。←すべてを修正する オールリテイクの意味。

広瀬ナツ子は、高校卒業後アニメーターとなり才能を開花させ、あっという間に
監督デビューを果たす。初監督作品は社会現象になる大ヒット。
新進気鋭の天才監督と世間でも評価され、次回作は初恋をテーマにした劇場ラブコメ作品に決定!

しかし、人を好きになったことがないナツ子は初恋がよくわからず、コンテが描けなくなり映画制作が行き詰る。
そんなある日、コンテ作業中に意識を失い、目が覚めるとそこは、
子供の頃に夢中になったアニメ映画『滅びゆく物語』の世界だった。

はるひ               5

 今後に期待。丁寧なアニメではあるが、個人的には1話時点ではあまり惹かれない。異世界トリップものの建付けを踏襲しつつ、“鬱アニメ”やキャラたちの性格の良くなさなど「一筋縄ではいかない」ことで独自性を出しているが、現状では苦し気な雰囲気ばかりが先行しており楽しさが足りないかも。クライマックスでばっちりキメると思いきや、(演出は良かったが)内容がパロディで終わるのもあまり嬉しくなかった。今後パロディでやっていくアニメなら逆に許せるかも。

末茶藻中              7点 

 アニメーターが転移してバリバリ作画をやって問題を打破するアニメ、スタッフの人はどんな気持ちでこのアニメを作っているのだろう……と少し思ってしまう。巨神兵パロディで解決するのはちょっと笑うが、現状面白さに寄与しているのが、こうしたパロディや、古びたファンタジー世界に飛んだアニメーター、という飛び道具的な所なのは否めない。今後本作ならではの輝きをどう出していけるか、というあたりに期待したいところ。

くらはし              7

 クリエイターものかと思ったら異世界転生フォーマットに乗ったパロディものだった。正座アニメ*1じゃなさそうなのでライトな気持ちで見られる割に、作画にはちゃんと力を入れてるのでアクションパートの見応えはあってよい。なお拙者激浅アニメクンなので元ネタで楽しむ楽しみ方はできなさそうである(あまりにも情けない)。なので描き方の話で、元世界の知識を情報としてではなく映画視聴の体験として描いてるところが好みでした。

うどん仁              7

 アニメのアニメだ!と思ってたら異世界に転生してて嬉しい。アニメの中にアニメがあってその中でアニメ描いてるのだいぶ入れ子構造になってて楽しい気持ちになる。無からチートスキルを生やされるんじゃなくて前世で主人公が持ってたスキルが活きるのが……いい、味ですよね。1話目にして主人公の「なんでもできるんだぞ」というスケールの大きさを巨神兵のビームなぎ払いで見せてくれたのがこれからの波乱を予感させてくれる。

デカメシバイブ           8

 アニメーションのアニメだ!!!後半のバトルパートは圧巻だったが自分は作画オタクではないので「俺は見逃しているはずなんだ…何か…何か大切な部分を……」という気持ちにはなってしまった。けどそういうのって知ってたらより面白くなる要素でしかないので、今後の展開次第ではその知識がなくてもガンガン楽しんでいけそう。なんだかラブコメ展開になってきそうだし。 

総得点 34/50

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

〈ギルドの受付嬢〉
業務内容は絶対安全。公務だから立場も安定
可愛い制服に身を包み、カウンター越しに笑顔で冒険者たちをご案内。
受付時間が終わったら、のんびりと事務作業を済ませて定時に帰宅
愛しの我が家でくつろいで、さあ、明日も元気に働こう――。
アリナ・クローバーは、そんな理想の職業に就いたはずだった。

しかし。その実態は、理想とは程遠かった―

ひとたびダンジョンの攻略が滞れば、カウンターは大混雑
めんどくさい対応を求める冒険者もちらほら。
顔で笑って心で泣いて、厄介な顧客をやり過ごしても、今度は大量の書類仕事が待っている。
やる気は残ってないけれど、明日に回せばなおしんどい。
おかげで来る日も来る日も残業地獄…。

「ああ、もう我慢の限界!!」

アリナが不満を爆発させると、隠し持った一面が顔を出す。
チームで挑むことすら危険なダンジョンにソロで乗り込み、
銀に輝く大鎚で、強大なボスを叩き伏せる――。
何を隠そう彼女こそ、正体不明、神出鬼没、
街で噂の凄腕冒険者〈処刑人〉その人だったのだ!!

でも、そのことは絶対に隠し通さなければならない。
なぜなら受付嬢は副業禁止で、バレたら即刻クビだから…。

アリナの平穏な暮らしは、守られるのか⁉
第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作、待望のTVアニメ化!

うどん仁              5

 モンスターデザインがイケてるファンタジーアニメはいいアニメ。とは思うが主人公の原動力を「怒り」にすると身内を殺されたとか……よっぽど骨の太い怒りで復讐譚を描かないとけっこうやりづらいんじゃないか?という気持ちにはなる。読み切りだったら割と丁度いいんだけどこれ1クールやるんだ。割とコメディ軸だと思うので縦軸に関してはそこまで心配することもない気もするるけど、目標が「平穏」なのでコメディ面も少し不安。

末茶藻中              6

 残業続きだったらもうギルド職員やってる必要ないじゃん! などという野暮すぎるツッコミはさておき、正直イマイチ楽しめていないのは、あくまで装置的なこの設定の骨組みが弱いことではなく、そこから繰り出される作品としての快楽ポイントに私がピンと来ていないから、というのが正確だろう。個人的には、今後ジェイドとアリナのすれ違いラブコメが加速して『悪役レベル99』みたいな美味しさがでてくると嬉しい。

くらはし              7点 

眠くなったら寝る♪
 EDのナナヲアカリの曲がガチで今一番アツい。1話は出オチ感が強かった気がするので何とも評価が難しいところで、1話時点ではワクワクする感じはあんまりないなぁ(というよりはこれから何やるんだろう)というのが正直なところ。EDボーナスと2話以降に期待ということで保留の7点で。

デカメシバイブ           8

 主人公の下半身が太くて本当に嬉しい!!!!!!!太ももだけがドカ太くてタイツがパッツパツになっているタイプではなく膝の骨格もしっかりしてる太さなのが良いぜ。胸を盛りすぎてないのもあって非常なバランスの良さを感じる。ストーリーは正直この感じがいつまで持つんだ…?という不安はありつつも定期的に萌えられるから飽きないし今後に期待。エンディング曲はキャッチーな上に萌え萌えで今期アニメ一番かも。

はるひ               8

 本当に丁度良いアニメ。顔が良く、声が良く、態度の悪い美少女が暴れるアニメ、サイコ~~~!!登場キャラクター全ての声優の演技が抜群で、アニメーションも必要な部分はしっかりと整えられている。EDの曲も映像も作品にマッチして見ていてとても嬉しい。現状、ある意味「中身のない作品」ではあるのだが、それ以外の良さを高めるチューンナップが行われており、作品の全体的なディレクションの上手さに脱帽です。

総得点 34/50

戦隊レッド 異世界で冒険者になる

真っ赤なヒーロー、異世界に立つ!


世界征服を企む悪の組織《秘密結社ゼツエンダー》
その野望に立ち向かう、絆で結ばれた5人の戦士たちがいた。
そのヒーローの名は、《絆創戦隊キズナファイブ》!!
 
キズナファイブの5人は、遂にゼツエンダーとの最終決戦へ。
壮絶な戦いの中で傷付いていく仲間たち。
4人の想いを背に、キズナレッド》は単身《絶縁王》へと挑む。
 
激戦の果てに敵と相打ちになるキズナレッド。
命を落とした―――かに思われたのだが、気が付くとそこは《未知の世界》だった!
異世界でも困った人々を救うため、真っ赤なヒーローは冒険者となり今日も戦う!


異世界×戦隊ヒーロー》でおくる、絆の最強英雄譚!!

はるひ               6

 あの手この手でテンプレートを使い倒す異世界トリップものの急先鋒に相応しい一作。特撮×異世界と今まであまりなかった組み合わせに成功しつつ、特撮に対する熱意が尋常でないのがよくわかる1話で素晴らしい(異世界ものってかけ合わせた先への配慮が全然ない場合もあるので)。しかしながら、自分は特撮好きではないので別に嬉しくないな……というのが悲しいところ。あとファンタジーだからってキャラにありえないぐらい露出がある服装をさせるのはあんまり……なので1点減点です。

デカメシレッド           8

 なんかハチャメチャなデカパイいてワロタ!!!!!!ツッコミ役のヒロインが本当に大好きだから終始笑顔で見れて最高やね。わりと典型的な異世界モノを期待しながら視聴を開始したけど主人公が熱血に徹してて気持ちが良いし最後にはラブコメ方向に爆走し始めて二次関数的に良くなってきてる。イドラ・アーヴォルンさんの声優は稲垣好さん(Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 結愛せるふ役)らしいけど全然同じ人とは思えなくて声優さんって凄いぜ。

末茶藻中              8点 

 アニメにおける特撮パロディは、上手くいかない場合白々しく、ステレオタイプを脱しないこともあるが……本作は妙なぐらい細々とした解説だとか、思わず関心してしまう絆創膏モチーフの巧さと、ディテールの細かさが間違えなくプラスに働いている。熱血漢のレッドの人物像も見ていて気持ちよく、純粋に異世界×戦隊の面白さを楽しんでいけて好印象。コメディの上手さは、流石の川口敬一郎監督作品といったところか。

くらはし               8点 

 異世界要素と戦隊要素のバランスがいい感じで、さらっと挟まる技名が相当しょうもなくて楽しいぜ!ギャグも親しみやすい感じで笑顔になれるし、バトル中に曲が流れるのも気持ちいいし、執事の名前がポセイドンなのありえなすぎるし、何よりヒロインが萌え萌えでかなりうれしいぜ!

うどん仁              9

 あーすごい、スーパー戦隊すぎる。スーパー戦隊すぎるって評判は聞いてたけど言うてもでしょ〜って思ってたらこれ?というかパロ……リスペクト?が素直すぎる。レッド一人と異世界人でここまで戦隊味出せるんだ……。なんか異世界転生味もちゃんと出てて凄い。ウェブ公開限定で出てる番外編?やっぱり特撮パロって露悪の冷笑よりも熱血だよなあっ。熱血がさあ……熱血、熱血がですねえ……。冷笑の時代は終わり、熱血の時代へ──

総得点 39/50

空色ユーティリティ

「このままじゃ、ただの村人Aで卒業しちゃう!」

青羽美波は悩んでいた。
得意なこともやりたいことも特にナシ。
花の女子高生活、こんなモブキャラで終わっていいのか!?

学校を飛び出し、自分だけのスペシャルな特別”を探す美波
偶然たどり着いたのは近所のゴルフ練習場。

アルバイトの茜遥に声をかけられ、
ゴルフクラブ―――“ユーティリティ”を握る美波
それが、美波とゴルフの出逢いだった。

天才肌ゴルファーのインフルエンサーを目指す星美彩花とともに、
自分が「主人公」になれる瞬間を求めて!
スーパー初心者・美波は、今日もクラブを振り上げる。

うどん仁              7

 おいゴルフのアニメじゃねえかよ。ゴルフのアニメってイケてるよな、しかも口の形アニメだぜ……。主人公が萌え萌えで嬉しい。スポーツものって目標とかが割と早いうちにはっきり見つかる場合が多くて見てる方も割とモチベーション保ちやすいし、対人間だから敵の掘り下げとかもできてバトルの味付け濃くなるし……。色が明るいアニメは見てて気分がいいのもいい。ゴルフアニメの中でどう作品の色を出すかこれからの展開も楽しみ。

はるひ               7

 青羽たむ、萌え!!!今期アニメ最高峰の萌えがここにはあります。ゴルフ、というかスポーツもの全般があんまり得意ではないのですが、これは日常ものとして楽しめる気配がしています。あと全体的に画面が鮮やかで綺麗なのが気分いいかも。でもやっぱ青羽たむが萌え萌えであること以外の話したくないな。青羽たむ、萌え!!!

くらはし              8点 

 ゴルフやってみたくなるアニメ。子供のころ釣りにハマってよく週末の釣り番組とか見てたことなんかを思い出しつつ、自分の場合そこからパチンコに行ってしまったけどゴルフに行くほうが正統進化だったのかもしれないなぁって。ちなみに最近ゴルフをやってるオタクに「2年後ぐらいメルカリにゴルフクラブがいっぱい出てそう」って言ったら「もう山ほど出てる」って言われました。あれ、アニメの話全くしてないな……、花守ゆみり

タマウチバイブ           8

 Yostar Picturesの作品なのにソシャゲのサービス終了から始まるのロックすぎるよ。(これは完全に個人的な思想の問題ですが)「主人公になる」という概念が重すぎて最初若干の苦しさを感じたものの、ゴルフというスポーツが誰でも楽しめるものとして描かれててだんだん嬉しくなってきてる。Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-やゆるキャンの系譜を感じる萌え萌えベースの作画も気持ちいいし2話以降も楽しみ。  

末茶藻中              10

 スリリングで外連味が強い『BIRDIE WING』や、人情と競技ゴルフの緊張感を両立する骨太の『オーイ!とんぼ』と快作が続くゴルフアニメシーンにおける新たな新星は、初心者目線の青春ストーリー。日常のコミカルな芝居で楽しくスルスル見せる一方で、快打の瞬間ガラリと切り替わるドラマチックさと、OVAに続き純粋に文句なしのアニメーションだ。今度こそ『ブルアカ』で叶わなかったヨーピクの本領発揮を期待したい。

総得点 40/50

 

総評

 今回のレビューのうち「もめんたりー・リリィ」は過去一番といってもいいほどレビュアーの評価が分かれるアニメでありました。低めのレビューをつけた身としては他レビューの様子をみて「マジで?」と思いましたが、まさにこの多様性がクロスレビューの面白さと言えるでしょう。

 他者のレビューを読み、こういう見方も”あり”か…と思う瞬間はアニメ視聴をもっと楽しくしてくれる出来事だと思います。ぜひ、この記事をお読みいただいている、あなたのレビューも聞かせてくださいね。絶賛レビュアー募集中です。(多様性どころか参加定員不足で企画自体が放棄されかけたので……)

 

以上、2025年冬アニメ5作品のクロスレビューをお届けしました。

それではまた、2025年春アニメのクロスレビューでお会いしましょう。

*1:正座して真剣に見ないといけないタイプのアニメ。すべてのアニメを真剣に見なさいよ。

VRで遊びたいTRPGシステム3選

この記事はVRTRPG Advent Calendar 2024の6日目の記事です。

adventar.org


昨日のアドカレはKTYさんのResonite TRPG Manualを紹介する記事でした。ResoniteでTRPGを遊んでいる人、遊びたい人が読むと便利な記事ですね。

そして今日はVRで遊ぶと嬉しい(当人比)TRPGシステムをご紹介します!

 

1.異界戦記カオスフレア Second Chapter

 最初にご紹介するのはクロスオーバーファンタジーRPG異界戦記カオスフレア Second Chapter』、通称「カオスフレアSC」だッ!

 2005年発売『異界戦記カオスフレア』の第二版にあたるのが「カオスフレアSC」。このシステムは様々な世界と繋がっているファンタジー世界が舞台だ。世界を滅ぼす悪しき力を持つ「ダスクフレア」、PCはこれに唯一対抗できる力を持った「カオスフレア」となり、様々な世界から集う仲間たちと協力して世界を救うTRPGとなっている。

 このTRPGの特徴は、なんといっても古今東西あらゆるモチーフのプレイヤーキャラクターを生み出すことができる点だ。冒険者魔法少女、悪魔使いなど様々な人型の生命体のみならずドラゴン、機械生命体、メカや航空機などのパイロット、動物、天使、精神生命体、怪獣、etc…。

 VRプラットフォームではあらゆる3Dモデルが自身を表すアバターとして認められている。つまり、「カオスフレアSC」ならではのクロスオーバー的ハチャメチャ感が視覚的にも表現できてしまうのだッ!

 ちなみに世界に干渉し改変を行う「リアリティハッカー」というVRSNSで時折見かけるようなクラスも存在するぞ!何でもありのVRに世界観がベストフィット!キミも個性豊かなパーティで世界を救おう!

 

2.無法断罪RPG カローン・サンクションズ

 続いては2024年9月発売の最新システム、現代ダークヒーローTRPG『無法断罪RPG カローン・サンクションズ』を紹介しよう!

 「カローン・サンクションズ」は治安が悪化した少し未来の現代日本を舞台に、裏社会のプロフェッショナルである「カローン」となって無辜の一般市民のため、事件の調査&解決に奔走するRPGだ。

 このシステムでは作中の重要な要素としてVRプラットフォームが登場する。往々にしてPCたちがVR上で依頼を受けたり情報交換をするシーンが発生する。まさにVRで遊ぶべくしてあるシステムではないだろうか?

セッション中、VRプラットフォーム上で依頼を受けている様子

 世界観的なシナジーのほかに特筆すべき点として、おそらく商業ルールブックでは初めてVRプラットフォーム上で遊ぶことに言及されたシステムなのだ。また、デザイナーのひとりである佐々宮智志先生はVRプラットフォーム上でも精力的に活動されており、時折GMをされていることもある。もしかしたらデザイナーズセッションが遊べるかもしれない……という点もこのシステム&VRならではの特徴だろう。

 ぜひ、VR上でVRプラットフォームの様子をロールプレイする最先端のTRPG体験を遊んでいただきたい!

 

3.忍術バトルRPG シノビガミ

 最後に紹介するのは『忍術バトルRPG シノビガミ』。「シノビガミ」は現代日本を舞台に社会の闇に隠れる忍者の一人となり忍術(異能)を駆使してバトルを繰り広げるTRPGだ。

 数少ないPvPを完全にサポートしたシステムの一つであり、それを可能にする奥深いキャラクター作成は根強い人気を誇っている。

 「シノビガミ」には「VRChat」上で行われたVRアナログゲーム体験展示即売会「バーチャルダイスパーティー2024with冒険企画局」でのイベントセッション用に制作された公式シナリオが存在する。この公式シナリオである「電脳城」はVRプラットフォームを舞台としたシナリオとなっている。つまり、このシナリオを遊ぶにはVRで遊ぶのが最も適しているという訳だ。

 現在このシナリオを入手する方法はない*1が、おそらくどこかのタイミングで遊べるようになると信じている。バーチャルパーティーさん*2よろしくお願いします!!!
去年の返礼品でした!!!!!遊べます!!!!!!!!!!!!!持っている人を探そう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!*3

 いずれにせよ、このシナリオを遊ぶ前にVRでのシノビガミのセッションを楽しんでみるのは悪くないだろう。

おわりに

 VRで遊びたいTRPGシステム3選と題して、自分が遊んでいたり遊びたいシステムを紹介しました。VRで遊んだら嬉しいシステムはGM&PLの数だけあると思うので、皆様も「これをVRで遊んだら楽しいんじゃないか!?」というシステムを見つけてみてください。

 明日のVRTRPG Advent Calendar 2024は猫あきらさんが「衝撃の卓写真をお送り」するそうです。一体どんな写真なんだ……。

 

 

*1:記事を書き始めたタイミングでは、てっきりクラファン返礼品に入っているものと思い込んでいたが、そうではなかった

*2:バーチャルダイスパーティーの主催

*3:何らかの形で後から入手できたりするともっと嬉しいです!!!